政令指定都市には設置が義務付けられている「児童自立支援施設」。親から虐待を受けて自宅で暮らせない児童や問題行動を繰り返す非行少年が寮生活を送りながら社会復帰できるよう学校教育が行われている施設です。大阪府堺市はこの施設の設置計画を作り土地も購入しましたが、市長が代わり計画が中断されることになりました。これに対して地元住民が計画の実施を求めて署名活動などを行っています。 元中学校教諭が施設の必要性を訴える 今年3月、堺市で一人で街頭に立ち声を上げる男性がいました。元中学校教諭の美佐田和之さんです。美佐田さんは堺市に児童自立支援施設が必要だと訴えています。 (街頭で声を上げる美佐田和之さん) 「子どもたちがどんどん追い詰められていく中で、その子どもたちを守り保護する、その施設がぜひとも必要なのです。この堺市内での虐待件数は(前年比で)31%も増えていました。毎年2000件の虐待の連絡が入ってい
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