ブックマーク / valenciasoccerlife.blog6.fc2.com (84)

  • 小澤一郎ブログ 今週の小澤’s アイ 「レバンテの躍進は、継続性の成果」

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 (C)Ichiro Ozawa ――先週末にオサスナに敗れて(0-2)首位陥落となったレバンテですが、今季からカンテラ寮を新しく作ったそうですね。 小澤 はい。元々あったブニョル練習場のクラブハウスの2階を改装して、最大収容24名(4人部屋×6)のカンテラ寮を今季から設けています。年代としては、カデテとフベニル所属の選手たちなので15歳から19歳までの選手たちが生活していて、現状15名が寮生活を行なっています。 ――どのあたりから来る選手たちなのでしょう? 小澤 基的に、みなバレンシア州出身の選手たちです。レバンテは知っての通り年間予算で見ると、1部クラブ最低の年2000万ユーロ(約22億円)。よって、バレンシアやビジャレアルのように寮費や学費全額負担に加えて、お小遣い

    toronei
    toronei 2011/11/04
  • 小澤一郎ブログ 「ザッケローニは相当なものを持っている」 育成指導者から見たタジキスタン戦

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 (C)Lisa Inoue 11日に行われた日対タジキスタン戦は、当メルマガで何度も登場してもらった育成指導者の徳永尊信氏と一緒にテレビ観戦した。 8-0というスコア以上に、基的な個人戦術が抜け落ちているタジキスタンの選手たちの質の低さから試合のポイントや戦術的分析ができない試合ではあったのだが、試合終了後にタジキスタン戦をスタートラインに様々なテーマについて語ってもらった。 徳永尊信(とくなが・たかのぶ) 1975年7月生まれ。東京都足立区出身。スペインサッカー協会公認指導者ライセンスのレベル2取得。東京の地域のクラブからコーチを始め、5年間の高校サッカー指導の後、新たな経験の場を求め2004年8月に渡西。スペイン・バルセロナにてサッカー指導者として5年間活動する。

    toronei
    toronei 2011/10/13
  • 小澤一郎ブログ まだまだリーガを見捨てる必要はない

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年08月31日配信のメルマガより抜粋※ ストライキで開幕戦が延期になったリーガだが、先週末の第2節からようやく開幕。しかし、トラブルにこと欠かないスペインサッカー界は日々新たなテーマを提供してくれており、その1つがシーズンイン直後に見えた「2強18弱」化の促進だ。 開幕前から「バルセロナとレアル・マドリードの2クラブの優勝争い」とは言われてきたものの、いきなりレアル・マドリードがサラゴサにアウエーで0-6と大勝。バルセロナはUEFAスーパーカップから中2日、相手が昨季4位でCL出場チームのビジャレアルにもかかわらず5-0で快勝。 試合後、ビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長が「これ(=2強とそれ以外の差があまりに大きすぎること)はスペインサッカーにとって良くな

    toronei
    toronei 2011/09/01
  • 小澤一郎ブログ 「中東は日本人をほしがっている」森本高史(フットボールジャーナリスト/FCデレン墨田会長)インタビュー

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年08月24日配信のメルマガより抜粋※ ――中東リーグの外国人枠は? 森高史(以下、森) 「3+1」だったと思います。結果の出ないFWは3~4試合で切られたりします。売り込みもたくさんありますから。移籍金ビジネスの闇になるかもしれないのですが、代理人にとっては新しい選手が来た方が儲かるわけです。だから、何か理由をつけて追い出してしまう。また、高い確率で強化部長が賄賂を要求してくる。強化部長もグルになっているわけです。切って、新しい選手を連れてくると儲かるわけですから。 ウクライナの記者から聞いた話で、今もそうかはわからないですけど、ウクライナリーグでは4~5年前まで外国人が7、8人プレーできていました。「何で?」と質問したら、「強化部長やGMがお金をほしいか

    toronei
    toronei 2011/08/25
  • 小澤一郎ブログ 「本当の“マイチーム”を持ちたかった」森本高史(フットボールジャーナリスト/FCデレン墨田会長)インタビュー

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年08月17日配信のメルマガより抜粋※ ――資金集め、スポンサー集めはどうされているのですか? 森 常にギリギリのところです。日ではよく「身の丈経営」と言いますけど、そうなると身の丈のものしかなくなる。だから先行投資をします。経営者の、ソフトバンクの孫さんのなどよく読みますし、何か大きなことをやらないと(人は)付いてきません。 ――スウェーデン遠征は、クラブが遠征費を負担して選手を連れていくのですか? 森 そうです。大会部と交渉して「ここの部分の経費は持ってくれ」とか。電車で移動する時はホテルの堂の人と話をして、「パンをくれ、ハムをくれ」とやります。よく考えたら、こんなことをやるのは僕らだけです(笑)。他のクラブはやらないですから。その代わり僕らは

    toronei
    toronei 2011/08/19
  • 小澤一郎ブログ ajikuta×小澤対談(抜粋)「一番偉いのはライターだ!」

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年08月10日配信のメルマガより抜粋※ ■スポーツ紙は「(笑)」になる? 小澤 サッカーメディアに限らずメディアは厳しくなってきていますけど、ajikutaさんはどういう認識ですか? ajikuta どこも厳しいとは思うんですが、無くなりはしないと思うんです。残るメディアはあるし、インフラとしても機能していく。けど、適当なことを言っているメディアやスポーツ新聞って、「馬鹿にされるコンテンツ」として楽しまれていくと思います。いわゆる、今までのメディアでは無くなっていく。笑いをみんなで共有するような形で。「(笑)」で語られちゃう。 そうなった時に「メディアとして」仕事をやっていけるんですかと? 例えば、朝日新聞や読売新聞は馬鹿にする人もいますけど相当しっかりやってい

    toronei
    toronei 2011/08/12
  • 小澤一郎ブログ 長友佑都の恩師が語る日本の育成 神川明彦監督(明治大)インタビュー

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年07月06日配信のメルマガより抜粋※ 神川 言い方は悪いですけど、高校・ユース年代でちやほやされてきている選手が多い。だから、私を含めてうちのスタッフは考え方がすごく厳しいので。上下関係も最低限ありますし。そういうのに馴染むことが、最初は大変みたいです。僕なんかもコーチの進言で、丸山(祐市)だって平気で1試合ベンチから外していますからね。 「レギュラーという言葉が存在しない」というのがうちのやり方。そういうやり方に対して、不慣れな選手はいます。スタープレーヤーというか、ユース年代までは常に必要とされてきた選手ばかりなので、必要とされない状態の自分を受け入れられなかったり。私みたいな技術、戦術の前にまずメンタリティありきから入ってくる指導者というのは、彼らからす

    toronei
    toronei 2011/07/07
    結果出しているのに……というのは分かるけど、いまの大学育成環境に頼ってるのって、ある意味で緊急避難的だからなあ。大学予算全部Jのユースに回したら同じ結果出るんじゃないかとか思わなくもないし。
  • 小澤一郎ブログ 私が会見後の囲み取材廃止、会見での質問者の公表を提案するわけ

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年06月29日配信のメルマガより抜粋※ 先週のメルマガに掲載したコラム「拝啓 日のスポーツ新聞さま」の反響がツイッターを中心にちらほらあった。 私自身、“かなり”オブラートに包んで書いたつもりだが、これまでああいった内容について書く、指摘するジャーナリストやライターの方はいなかったようで、読者の皆さんにとっては新鮮で興味深い内容になったのかなと想像している。今回、補足的に皆さんに紹介したいこと、書きたいことがあるので短くまとめる形でコラムとしてまとめたいと思う。 今回のテーマは、私がこれまでずっと主張してきた記者会見の可視化と質問者の所属・氏名の公表に関連した取材現場での記者の姿勢について。先週のコラムで紹介した通り、スポーツナビのようなサイトで会見の全文を公

    toronei
    toronei 2011/07/02
  • 小澤一郎ブログ 拝啓、日本のスポーツ新聞さま

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年06月22日配信のメルマガより抜粋※ U-22日本代表の取材をするようになって、改めていろいろと日の取材事情が見えてきた。一番強く感じることは、スポーツ新聞はあれだけ権利や人的パワーを持ちながら、大した仕事をしていないということだ。 大きなお世話と言われるかもしれない。またこの時代、当のサッカー好きが情報入手を目的にスポーツ新聞(※サッカー専門紙『エルゴラッソ』は除く)を購読しているとも思えない。だが、現場で肩身の狭い思いをしながら奮闘しているフリーランスの身、当の意味で日サッカー文化を浸透させたいと願う人間からすると「まずいんじゃないの」と言いたくもなる。 もちろん、スポーツ新聞の記者へのリスペクトを欠くつもりはない。私には親しい記者は全くいないが

    toronei
    toronei 2011/06/29
  • 小澤一郎ブログ 「スペインの子供たちが大人のサッカーをやる理由とは?」徳永尊信氏インタビュー(上)

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ――スペインに行く経緯、動機を教えて下さい。 徳永:矢板中央高で5年間コーチをやる中で、「やれることは全てやった」という思いがありました。選手権には出場できませんでしたが、プリンスリーグには参加でき、トップレベルのチームと戦うことができました。あと、自分の場合は教員ではないので、この先指導者としてやっていくためには「スペシャリティを持たないといけない」と思っていました。当時は、元Jリーガーの指導者が高校サッカー界にも増えてきていましたから。 大学に入る前からいつかは海外で勉強したいと思っていましたし、当時は矢板中央高から偶然話をもらえたので先に高校の現場に立つことになったのですが、海外への思いは早くからありました。 ――海外の中でスペインに行くことにした理由は? 徳永:最

    toronei
    toronei 2011/05/31
  • 小澤一郎ブログ 「宇都宮徹壱さん、メルマガってぶっちゃけどうなんですか?」(下)

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 (C) tete Utsunomiya 小澤一郎(以下、小澤) 書き手はこれから、ソーシャルメディアをある程度戦略として取り込む姿勢が必要だなと思います。別に自分をよく見せるとかではなく。というより正直この時代、自分を取り繕うことはできなくなっていると思うので。素の出し方のバランスですかね。音を暴露しすぎずに、うまく自分の考えや主張を見せていくのが重要かなと思います。 宇都宮徹壱(以下、宇都宮) この間篠原美也子さんと話していて思ったのですけど、ツイッターでごく普通の大学生が発した言葉が世界中に知れ渡る。ある意味ですごく怖い世の中になっているわけですよね。 そういえば、ある選手がある女性タレントとホテルで密会した現場を、従業員がツイッターで暴露した事件もありましたよね。

    toronei
    toronei 2011/05/06
  • 小澤一郎ブログ 育成年代でのプレーインテンシティを再考する

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年05月04日配信のメルマガより抜粋※ 4月21日から25日まで行なわれた、第49回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会。日高校サッカー選抜を中心に取材活動をする中で、取材側から見ても様々な課題や収穫があった、非常に良い大会だったと思う。まだ総括的なコラムを仕上げる段階までディテール分析できていないので、ここでは1テーマに絞って論じたい。そのテーマとは、今大会最も顕著に現れていた日の課題である「プレーインテンシティ」(プレー強度)だ。 大会最終日、5位決定戦にまわり地元のフォルトゥナ・デュッセルドルフに1-1からPK戦で勝利をおさめた日高校サッカー選抜。試合後、会場で複数の選手に総括コメントをとる中で、キャプテンとしてチームをまとめた増田繁人(流経大柏高

    toronei
    toronei 2011/05/06
  • 小澤一郎ブログ 「宇都宮徹壱さん、メルマガってぶっちゃけどうなんですか?」(上)

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年04月27日配信のメルマガより抜粋※ 宇都宮 小澤さんは育成に特化したメルマガをやっておられますが、育成というテーマはここ4~5年ぐらい非常にクローズアップされてきたと思います。これは時代の必然でもあるでしょうし、一方で紙媒体で育成専門をやっているのは『サッカークリニック』『サッカー小僧』ぐらいで、実はそう多くはないですよね。 小澤 そうですね、なかなか扱いにくい部分があります。僕はスペインに住んでいましたが、育成現場の記事が出るかというとまったく出ないんです。 ――出ないんですね。 小澤 昨年の秋頃にスペインで取材したとき、A代表とU-21代表が隣同士で練習をしていて。A代表を見たあとでU-21代表を見ると、リーガでもトップレベルの選手が多いんですよ。GKの

    toronei
    toronei 2011/04/29
  • 小澤一郎ブログ 「完璧な育成など存在しない」 アルベール・カペジャス(フィテッセ セカンドコーチ)インタビュー(下)

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ・2011年04月20日発行のメルマガより抜粋 ――バルセロナの育成に関わる人間は、他クラブと比較して自分たちの育成の是非を問うことが少ないということですね? カペジャス 比較は好きではないですし、そうしようとも思っていません。比較するということは、「自分の決めた道がない」ということではないでしょうか? バルセロナの育成にはそれがありますから、比較する必要がないのです。もちろん、バルサの育成が全てではないですし、完璧ではない。他クラブの育成を参考にさせてもらうことはあります。常に情報のアンテナは張っておかなければ戦いには勝てません。 とはいえ、バルサが良い育成をしていると思われているのは、「統一された一つのメソッド、哲学をじっくり時間をかけて浸透させている」こと。これに尽

    toronei
    toronei 2011/04/23
  • 小澤一郎ブログ 「完璧な育成など存在しない」 アルベール・カペジャス(フィテッセ セカンドコーチ)インタビュー(上)

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ・2011年04月13日発行のメルマガより抜粋 ――あなたは長年バルセロナの育成現場でコーディネーターを務め、今季途中からフェレール監督の右腕としてフィテッセに来てオランダ1部の指導現場で戦っています。オランダの育成現場に立っているわけではないですが、オランダとスペインの育成の違いを少し説明してもらえますか? カペジャス スペインの育成は非常に良い状況にあると思います。バルセロナ、エスパニョール、ビルバオ、セビージャ、ビジャレアル、レアル・マドリードなど多くのクラブが育成に力を入れ、良い仕事をしています。それによって近年のスペインの育成レベルはかなり上がりました。現時点でスペインの育成は世界最高の一つではないでしょうか。 育成というのは、常にその時代が要求するサッカーに対

    toronei
    toronei 2011/04/14
  • 小澤一郎ブログ 「18歳で育成が終わるわけではない」」福岡大学・乾眞寛監督 インタビュー(下)

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 2011年04月06日配信のメルマガより抜粋 ――「18歳で育成が終わるわけではない」ということを意識するようになったのはいつ頃からですか? 乾 92年にドイツに留学し、バイエルン・ミュンヘンのBチームで研修しました。Jリーグが始まる前にバイエルンのセカンドチームに張り付いてよく見ると、選手の年齢はまるで大学生と一緒、そこに30を越えたベテランが数名いるというチーム構成。リーグとしては3部、4部という公式戦を戦いながら、いい若手はトップの練習に呼ばれ、そうならなくても毎週末の公式戦を戦うという、まさに今話してきた環境をJリーグが始まる前に見ていたわけです。大学でもそういうところに行く選手を育てられるのではないかと思って帰国しました。 帰国したのはJ開幕の93年です。95年

    toronei
    toronei 2011/04/07
  • 小澤一郎ブログ 19歳以降は「育成年代」ではないのか?(福岡大学 乾眞寛監督 インタビュー(上))

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 2011年03月30日配信のメルマガより抜粋 ――乾監督は普段からバルセロナや世界トップのサッカートレンドを意識、分析されていますが、現時点での日サッカーの課題は何でしょう? 乾眞寛(以下、乾) マイボールの質です。それを上げなければいけないというのは日サッカーの課題ですが、当の意味でポゼッション能力を向上させるためには、普段からハイプレッシャーが必要です。日では、その能力の向上をディフェンスを抜きにした状況で求めすぎてきた気がします。国際試合が終わると必ずJFAからテクニカルレポートが出てきますが、出てくるのはいつも「プレッシャーの中での正確なプレー」です。日の環境において、ハイプレッシャーが不足しているという現実を今回の研修で改めて感じました。攻撃の改善を要

    toronei
    toronei 2011/04/01
  • 小澤一郎ブログ スペインメディアの報道を時系列で見る

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 2011年03月23日配信のメルマガより抜粋 3月11日の東北関東大震災から12日が経過した。恐らく、多くの日人にとって人生で最も「長い」と感じた12日間ではなかったか。今週発売の『週刊ポスト』でビートたけしがこんなことを述べていた。以下、少し長めの引用。 今回の震災の死者は、1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。(略)この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。 じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、そんな風に数字でしか考えられなくなってしまう。それは死者への冒涜だよ。 人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」って

    toronei
    toronei 2011/03/29
  • 小澤一郎ブログ 小澤流Jリーグの見方

    小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 ※2011年03月02日配信のメルマガより抜粋※ 今週から2011年シーズンのJリーグが開幕する。昨季はスペインに2カ月に1度のペースで取材に出ていたため、それほどじっくりJリーグを取材できなかったが、昨年1年間である程度各チームのサッカーや選手の特徴は把握できた。よって、今年は腰を据えて見ていきたいと考えている。番記者のように取材対象とするチームを1つに決め、定点観測することも考えたが今年についてはそうはしないと決めた。理由は2つあって、まずはFC東京がJ2に降格してしまい自宅から練習場に通いやすいJ1チームがないこと。もう一つは、1チームに張り付いて得られるメリットより、これまでの蓄積も実績もないというデメリットの方が大きいと判断したこと。いきなり今年から私が1つのチ

    toronei
    toronei 2011/03/03
  • 小澤一郎ブログ 『幸野家を特別視するな』 「エージェントの重要性を考える」より抜粋

    ※2011年02月23日配信のメルマガより ※ ■幸野家を特別視するな 小澤 最終的に大分行きは人が決断したことですが、その過程の彼はどのような感じでしたか? 幸野 2人で、いろいろな可能性について話し合いました。普段から家では話す方なので、将来のことも含めて話しました。大きく分けて2つの道があって、FC東京に残るか残らないか。残ることのメリット・デメリット、離れることのメリット・デメリットにおいて、彼だけでは想像に及ばないことを補完する意味で私の方から説明し、全ての可能性を出した上で最終的な判断は彼自身が行ないました。もちろん、非常に悩んだとは思うけれど、私自身の考えを言えば「レンタルで出た方がいい」と思っていました。なぜかというと、入団する前からこれは既定路線だった。1年間ほぼ出られないだろうなとは思っていた。FC東京ほど選手層の厚いチームに行って、16歳がいきなり試合に出ることはほ

    toronei
    toronei 2011/02/25