4月8日に故障が判明、右第4中手骨骨折と診断されたミュゼスルタン(牡5歳、美浦・大江原哲厩舎、父キングカメハメハ、母アスクデピュティ、母の父フレンチデピュティ)が4月12日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。 ミュゼスルタンは通算成績7戦3勝。獲得賞金は7662万4000円。重賞勝ちは2014年新潟2歳S・GIII。2016年6月の青梅特別(東京、1000万下、ダート1600メートル、1着)が現役最後のレースになった。 ★ミュゼスルタンの競走成績はこちら
今年1月の京成杯・GIIIを制したコマノインパルス(美浦・菊川正達厩舎、牡3歳)が、出走を予定している皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)で江田照男騎手(45歳)=美浦・フリー=と新コンビを組むことが4月2日、分かった。主戦を務めていた田辺裕信騎手(33歳)=美浦・フリー=が、フジテレビ賞スプリングS・GIIで2着に入り、皐月賞の優先出走権を獲得していたアウトライアーズ(美浦・小島茂之厩舎、牡3歳)の手綱を取るため、鞍上が未定になっていた。 ★コマノインパルスの競走成績はこちら
米国・フロリダ州のタンパベイダウンズ競馬場で29日、62歳の女性騎手が勝ち星をマークした。米国の競馬ニュースサイト「Paulick Report」によると、スー・マーティン騎手はこの日、第4レース(ダート1マイル40ヤード、8頭立て)でブルーヘイズオブファイア(牝5歳)に騎乗。好位追走から早めに先頭に立って押し切り、1馬身差で優勝した。 あと約1カ月で63歳になるというマーティン騎手は、7人の子、18人の孫、そして4人のひ孫を持つ“ひいおばあちゃんジョッキー”。これが約3年ぶりの勝利でもあった。「彼女(騎乗した馬)はとてもよくトレーニングされていました」とパートナーをたたえ、息子や娘とともにウイナーズサークルで勝利を祝った。 「全ての骨を折ったことがある」というほど数え切れない負傷を経験して、足にチタン、腕にもプレートが埋め込まれているマーティン騎手だが、「引退はしたくない」と言い切る。騎
有馬記念4着のヤマカツエース(栗・池添兼、牡5)が豪州のGIクイーンエリザベスS(4月8日、ロイヤルランドウィック、芝2000メートル)に登録することが18日、分かった。 池添兼調教師は「登録は行います。大阪杯との両にらみになるけれど、状況次第では出走することを考えています」と説明した。始動戦は金鯱賞(3月11日、中京、GII、芝2000メートル)を予定している。
2016年度JRA賞の調教師・騎手部門受賞者が3日、JRAから発表された。授賞式は30日に都内のホテルで行われる。受賞者は次の通り(敬称略)。 【調教師部門】 ★最多勝利調教師=矢作芳人(61勝) ★最高勝率調教師=堀宣行(・201) ★最多賞金獲得調教師=堀宣行(19億4510万8600円) ★優秀技術調教師=堀宣行 【騎手部門】 ★JRA最多勝利騎手=戸崎圭太(187勝) ★JRA最高勝率騎手=Cルメール(・237) ★JRA最多賞金獲得騎手=Cルメール(40億4074万8000円) ★MVJ=戸崎圭太(58ポイント) ★最多勝利障害騎手=石神深一(15勝) ★最多勝利新人騎手=木幡巧也(45勝) また、同日に厩舎関係者表彰も発表され、特別模範騎手賞に戸崎、川田の2騎手が選ばれた。ベストフェアプレー賞は戸崎騎手。フェアプレー賞は石橋、大野、勝浦、柴田善、柴山、吉田隼、川田、北村友の各騎
生まれ故郷のヤナガワ牧場を出たキタサンブラックが、1歳の11月から1年間過ごした場所が(有)日高軽種馬共同育成公社だ。北島三郎オーナーが所有する馬の約8割は、この育成場で競走馬としての訓練を受けている。 「こちらに来たときは線の細いイメージでしたが、1歳馬としては体高がありましたね」 1歳秋のブラックの印象を伝えるのが同育成場の業務課長・漆原和幸氏(43)。大きな馬特有のトモ(後肢)の緩さがあったため、清水久調教師と話し合い、慌てないでじっくり乗り込む方針となった。ちょうど前年に同育成場の新しい坂路が完成したばかり。タイミング良く、進化した施設で効率良く、中身の濃い訓練を受けて、力をつけることができた。 この育成時代の1年間で、漆原氏が驚かされたのが、キタサンブラックの健康面だという。
2010年に英ダービーと凱旋門賞を制し、種牡馬として北海道苫小牧市の社台スタリオンステーションに繋養されていたワークフォース(牡9歳、父キングズベスト)が、アイルランドへ売却されることが分かった。英国の競馬メディア「レーシングポスト」の電子版が、来春から同馬がアイルランドのノックハウススタッドで種牡馬生活を送ると報じている。 ワークフォースは英国産で、マイケル・スタウト厩舎の管理馬としてデビュー。通算成績は9戦4勝で、全レースにライアン・ムーア騎手が騎乗した。凱旋門賞では、懸命に食い下がる日本のナカヤマフェスタを頭差退けてV。種牡馬として日本に輸入され、現3歳世代の初年度産駒にはダイワダッチェス、クィーンズベストなどの重賞入着馬がいるものの、目立った大物は出ていない。2世代目の産駒でオープン入りしたゴールドケープは、11日のGI・阪神ジュベナイルフィリーズに出走する。
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