ブックマーク / www.kitanostop.com (28)

  • 「MOROHA」41歳にして、ラップにハマる話 - ほうれい線上のアリア

    今週のお題「わたしの好きな歌」 今まであまり音楽を自ら聴く習慣がなかった。 音楽がないと生きていけないという人が であるなら 私は じゃないか。 ・・なんて言ったらちょっと言い過ぎかもしれないけど でもそんな風に思ってた。 もちろん音楽は嫌いじゃないし、 良い曲だなぁとその時々で心を動かされる曲もあった。 聴くと無条件に気持ちがその時代に飛んでしまうような、 思い出の蓋が開いてしまうような 感情のトリガーとなる曲もたくさんある。 小学校の遠足のバスの中、みんなで歌ったあの歌とか 初めてジョニーさんとカラオケに行った時に 歌ってたあの歌とか 泣いている友達に寄り添いながら聞いたあの曲とかね。 懐かしい。 音楽がなくなれば世の中はずいぶんと味気ないものになるだろうと思うし、 音楽の素晴らしさは十分理解しているが でも自分でCDを買ったり、ダウンロードしたりして手元に置き、 自分で自分の生活の中

    「MOROHA」41歳にして、ラップにハマる話 - ほうれい線上のアリア
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    torus1 2019/07/09
  • 夫の能力に震える話 - ほうれい線上のアリア

    ジョニーさんには恐ろしい能力がある。 「行こう、ここもじき腐海に沈む・・」 (関係ないけどユパさまって帽子脱いだ時の衝撃凄くなかった? モヒカン?って二度見したよね。 しかも45歳なんだって。意外とお若い。) 多分色々な理屈で説明がつくことだとは思うのだ。 元々人の入りが悪くいつも混んでいないお店を ジョニーさんが好んでいたから、とか 他の店に置いていない変わったメニュー、珍しい商品があるのは つまりは逆に万人に受けるような 売れ筋のメニューや定番商品が揃っていない店だったのだ・・、とかね。 そもそも意識しているからそう思うだけで 今の時代、お店の入れ替わりが激しく 潰れるお店がたくさんある、 長く続くお店が少ないというだけなのかもしれない。 晴れ女、とかと同じ理屈よね。 でも、それにしてもやっぱり多いのだ。 「俺、この味好きなんだよね。」 「 俺このお店ばっかり入っちゃうんだよ。」 この

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    torus1 2019/06/25
  • 私のお父さんの話 - ほうれい線上のアリア

    今週のお題「おとうさん」 はてなブログの今週のお題に乗っかって、 今日は父のことを書こうと思う。 父は静かな人である。 顔は志村けんに似ているが冗談を言って人を笑わせるようなタイプではない。 というかあまり話さない。 コミュニケーション能力が極端に欠落していて、あまり人と関わっているところを見たことがない。 無口なのである。 そして話しても声が小さく、こもっているので 何を言っているのかよく聞こえない。 声の代わりに人間の足をもらったにしては その足は短い。 アリエルのような美声ではなかったからだろうか。 内気な恥ずかしがり屋だから話さないのかといえば そうでもなくて 一人でいるのが好きなだけなのだ。 父は人の目を気にしない。 酒は一滴も飲めないので飲みに行ったりもしないし、 そもそも友だちもいない。 いつも一人だ。 一人で楽しそうだ。 人のことを悪く言ったり、争ったりもしないので穏やかで

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    torus1 2019/06/22
  • 映画「アラジン」を見てきた話 - ほうれい線上のアリア

    映画アラジンをみてきた。 控えめに言って素晴らしかったし 率直に言わせてもらえば最高だった。 当初顔が濃すぎるんじゃないと思えたアラジンも 見ていたら彼以外にない!と思えるほど かっこよくて震えた。 絵に描いたらなんかめちゃくちゃ気持ち悪くなっちゃったけれども。 (おっかしいな。こんなはずじゃなかった。 もっとピッカピカでキラキラリンな美男子だっんだけど。 歯を描いたのが悪かったのかな。難しいね。) ともかく。 鮮やかな色彩、豪華絢爛な王宮、生命力に溢れたアグラバーの街並み、 そしてその中で歌う、美しい人々。 とても素敵だった。もうため息しか出ない。 アラジンの世界に入り込みすぎて 見終わった時に 和顔な我が子達をみて ってなったぐらいだった。 目も鼻も口も地味過ぎる! 薄味過ぎて味がしない。 あ、私もか。 当に何もかもがくっきりと美しくて 夢のように素晴らしくて 最初から最後まで感動し

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    torus1 2019/06/20
  • 息子が切腹事件を起こした時の話 - ほうれい線上のアリア

    2年前。 息子コペルが4年生の頃のこと。 夕飯の後、リビングを出て行ったきり コペルがなかなか戻ってこなかった。 何をしているんだろうと思ったけれど、 彼ももう4年生。 赤ちゃんじゃないんだし、姿が見えないからと言って家の中ではそうそう危険なこともないか、と 私はさして気にもとめなかった。 しばらく経って、家事もひと段落して見渡すも まだ息子はリビングに戻ってきていない。 呼んでみたが返事もない。 もう一度呼ぶがやはり返事はない。 洗面所の方から物音がするので おそらくそちらにいるのだろうと廊下に出ると、 洗面所からコペルが走り出てきて私を押しのけるようにして トイレへと駆けこんでいった。 急いで追いかけたが コペルは中から鍵を掛け 呼びかけても応えない。 でてこない。 だんだん心配になってくる。 騒ぎを聞きつけたジョニーさんが トイレの前までやってきて 真剣な顔をしてこう言った。 え?何

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    torus1 2019/06/12
  • ガチャガチャはゴミなのかという話 - ほうれい線上のアリア

    私たち夫婦はガチャガチャが好きだ。 お互い、子どもに無駄遣いをさせない両親に育てられたので 子どもの頃は滅多にガチャガチャなんてさせてもらえなかった。 というか、あの時代頻繁にガチャガチャを回していた子どもなんていなかったんじゃないだろうか。 お小遣いの使い道を自分の裁量に任されている子だけが、 時折お小遣いを投入して、ガチャガチャを回しては 皆に羨望の眼差しを向けられていた。 私は女の子だったし、 おとなしい子どもだったから 自分から親にガチャガチャをやりたいとねだることもなかったし、 あんなのは無駄遣いだよね!とお利口さんな、わかったようなことを言って いつもそ知らぬ顔で通り過ぎていたけれど 楽しそうに回してる男の子を見ては 「いいなぁ、やりたいなぁ」 ってドキドキしてた。 しってる?鉛筆に噛み付くの。 かみつきばあちゃんはガチャガチャで手に入れる子と、 シャープペンの替え芯のおまけで

    ガチャガチャはゴミなのかという話 - ほうれい線上のアリア
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    torus1 2019/05/29
  • 引き算の繰り下がりの話 - ほうれい線上のアリア

    宿題のクロスステッチが終わった。 サイド刈り上げでアバンギャルドだったたまこさんの髪の毛も生え揃って 無事いつものママに戻った模様。 アバンギャルドたまこママなら とか言いそうだったけど いつものスタイルに戻った今、 のび太くん、ギャンギャンに怒られてる。 通常モード。 でも同じ小学生の子を持つ母として こんなに授業についていけていない我が子に対して、 ただ叱るのみのたまこママの姿勢ってどうかなって思うよね。 だって0点だよ。 とりあえず何が分からないのか、何につまづいているのか 話を聞いてなんらかの対策を練ったりはしないのだろうか。 自ら教えてあげるでもなく、 先生に相談するでもなく 「宿題をしなさーい! 勉強しなさーい! また0点なの?キーッ!」 は、ちょっとヒドイよね。 学校でもお友だちにあんなにバカにされてるんだからさ、 ちょっとたまこさんにはのび太くんのお勉強についてもう一度考え

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    torus1 2019/05/21
  • 不器用で照れ屋な甥っ子の不器用な優しさの話 - ほうれい線上のアリア

    ゴールデンウィーク後半は秋田から帰省してきた義妹家族と過ごした。 久しぶりに小学1年生の甥っ子にあったのだが、 去年あった時は 無邪気に手を広げ、駆け寄ってきた彼も 今年は ずいぶんとシャイボーイになっていた。 そうだよね。 久しぶりに会う人との距離、 たとえ知っている人だとしても 急には詰められないよね。 そんな感覚が芽生えてきたこと自体が成長の証。 ちょっぴり寂しいけれど、仕方ない。 そうは言ってもまだ6歳。 ゴールデンウィーク中に近くの海岸や沢で捕まえたヤドカリやサワガニを自慢したいという 子どもらしい可愛らしいところもあって・・・。 でも見せたいけど、「見て見て凄いでしょ?」とは言わない。言えないシャイボーイ。 ちょっと離れた場所から聞こえよがしの独り言でアピールをしてくる。 「すごいねー!蟹。」 褒めるとパァーッと笑顔になって 得意そうに鼻をぷくぷくさせている。 とてもかわいい。

    不器用で照れ屋な甥っ子の不器用な優しさの話 - ほうれい線上のアリア
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    torus1 2019/05/09