トドの剥製に「大きい!」と驚く子どもたち=10日午前9時31分、東京・上野の国立科学博物館 海にすむ哺乳(ほにゅう)類の生態や体の不思議を紹介する「大哺乳類展 海のなかまたち」(朝日新聞社など主催)が10日、東京・上野の国立科学博物館で始まった。午前9時の開館前から大勢の家族連れなどが列をつくり、会場では体長2メートルを超すトドの剥製(はくせい)や、全長25メートルのシロナガスクジラの全身複製骨格などに「大きい!」「生きてるみたい」と驚きの声を上げていた。 千葉県流山市の教員越田澄人さん(39)と長男識茂(さとし)君(6)は、春の「陸のなかまたち」展に続いて来場。「陸より海の哺乳類の方が大きくてすごい」と夢中になる識茂君と剥製を、澄人さんがカメラに収めて楽しんでいた。9月26日まで。一般・大学生1400円など。