9月代表選まで改造せず 野党との連携探る 首相方針 (07/12 16:01) 記者会見する仙谷官房長官=12日午前、首相官邸 菅直人首相(民主党代表)は12日午前、仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長と首相公邸で参院選後の政権運営について協議し、9月の党代表選までは内閣改造を行わず、落選した千葉景子法相も留任させる方針を確認した。首相は参院の与党過半数割れを踏まえ、野党との連携に向けた調整を急ぐが、党内では党執行部の責任を問う声が消えていない。 首相は会談で「みなさん方にご苦労をかけることになった」と今後の政権運営に全力を尽くすよう要請。仙谷氏は会談後の記者会見で千葉氏留任について「行政の継続性の観点から続けてもらうのが望ましい」と述べた。 首相は同日午後の党役員会で自らの続投に理解を求め、執行部留任も確認する方針。ただ党内では首相の責任論のほか、枝野氏の辞任を求める声もくすぶる。仙谷氏は会