長引く避難生活のなかでは、長時間同じ姿勢でいるなどして、足の血液の流れが悪くなるいわゆる「エコノミークラス症候群」に注意する必要があります。車の中で寝泊まりする車中泊で、リスクが高いとされていますが、避難所で過ごしている人でも発症するおそれがあり注意が必要です。 一般的に予防には、水分を十分にとることや長い間同じ姿勢をとらず、こまめに運動することなどが効果があるとされています。日本循環器学会などが作成した災害時のガイドラインでは、このエコノミークラス症候群について注意点などがまとめられています。 エコノミークラス症候群を発症しやすいのは、40歳以上の人です。高齢者では、特にリスクが高いとされていますが、患者の中には、出産まもない20代後半の女性が発症したケースもあったということです。 また発症する人は、女性が多く、車中泊をしている、トイレを我慢する、などの特徴がみられることが知られています
![エコノミークラス症候群 リスク高い人と生活は | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/10eab7d4c1fe722329a5fe00e2249f2a2c7c68ac/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20160420%2FK10010490741_1604201919_1604201922_01_03.jpg)