「このミステリーがすごい!」の大賞をとったデビュー作『果てしなき渇き』が、中島哲也監督により『渇き。』として映画化され大ヒット。毒をもって毒を制す型破り刑事、八神瑛子が主役の『アウトバーン』シリーズは40万部を突破し、米倉涼子主演のTVスペシャルに。ミステリと映画の両方で多くのファンを持つ深町秋生さんの新作は、なんとブロマンス!? 5月20日に刊行されたばかりの『ショットガン・ロード』(朝日新聞出版)について、著者ご本人にインタビューしました。 <あらすじ> 日本最大といわれる暴力団巽会のナンバー2が自殺に見せかけて殺された。企てたのは、伝説の殺し屋集団“忍足チーム”。チーム壊滅のため組織に雇われたのは、かつて忍足の後継者と言われていた凄腕の暗殺者、汐見だった。相棒は、復讐に燃える、殺された伊吹の息子。日本各地で死体の山を築きながら、真犯人を追う二人。最後の一行まで一気に読まずにはいられな