死んだクロマグロ=4月2日、東京都江戸川区の葛西臨海水族園(東京動物園協会提供) 葛西臨海水族園(東京都江戸川区)は2日、2014年12月以降にクロマグロが大量死した際に生き残っていた最後の1匹が死んだと発表した。 水族園によると、2日午後1時半ごろ、他の魚につられるように突然速く泳ぎ、水槽のアクリル面に衝突。その後、底に沈んで死んでいるのが見つかった。最近、衝突することが何度かあり、約2週間前から餌を食べなくなっていた。 水族園はマグロの群泳が目玉だったが、14年11月に69匹いたマグロが同12月から相次いで死に、15年3月末にはこの1匹だけが残った。