英ブルーベイ・アセット・マネジメントと米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、クレディ・スイス・グループが発行した「その他ティア1債」(AT1債)160億スイス・フラン(約2兆3000億円)相当がスイス当局の措置を受け無価値となったことで最も大きな打撃を受けた企業の一角だ。 ブルームバーグのデータによると、ブルーベイの「ファイナンシャル・キャピタル・ボンド・ファンド」(運用資産20億ドル=約2650億円)とピムコの「プリファード・アンド・キャピタル・セキュリティー・ファンド」(同13億ドル)は20日までの1週間にリターンがそれぞれ8%超のマイナスとなり、世界的に運用され資産が10億ドルを超えるオープンエンド型債券ファンドの中で運用成績が最低となった。 関連記事 ピムコとインベスコが損失に直面、クレディSのAT1債無価値でクレディ・スイス債2兆円強が無価値に、当局は市