米商品先物取引委員会(CFTC)は2日、金融データ会社IONトレーディングUKのシステムが身代金要求型のウイルスであるランサムウエアの攻撃を受けたため、週次の建玉明細データの公表を延期すると発表した。2017年3月撮影(2023年 ロイター/Kacper Pempel) [ワシントン 2日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)は2日、金融データ会社IONトレーディングUKのシステムが身代金要求型のウイルスであるランサムウエアの攻撃を受けたため、週次の建玉明細データの公表を延期すると発表した。 IONトレーディングの親会社、IONグループはウェブサイトに掲載した発表文で、攻撃は1月31日に始まったと説明。この問題に詳しい関係者はロイターに対し、復旧には数日を要する可能性があり、多数のブローカーがデリバティブ取引を処理できないままになるだろうと語った。