猫の『カンガ』は生まれた時から前足に障がいを抱えていて、他の猫のように4本足で歩くことができません。しかし、カンガは後ろ足を上手に使って、活発に動き回ることができるのです。 カンガはまだ幼かった頃にサンフランシスコの保護団体によって保護されました。幸いなことに保護されたカンガは、すぐに新しい里親さんを見つけることができました。 カンガは橈骨(とうこつ)発育不全と言われる、手首から肘の骨が短くなってしまう先天的な症状を持って生まれました。この症状のある猫は前足で身体の重さを支えることができないため、4本足で歩くことが難しいそうです。 しかし、そんな症状を抱えていたカンガですが、本人は特に気にしている様子はありませんでした。カンガの名前の由来でもあるカンガルーのように、カンガは後ろ足を上手に使って立つことができるのです。 カンガはとっても活発な猫で、前足にハンデがあるとは思えないくらい機敏に動