私は普段、企業のCBO(最高ブランディング責任者)として、コーポレートブランディング、コミュニケーション戦略をやっている立場から、今の日本の企業ブランディングや広告業界の根本的な問題についてとなります。 結論から言うと世界的にも「ブランド力が高い」と言われている企業は、『ブランド広告への投資』をして、ブランドを中長期で資産にしています。 例えば、これは六本木ヒルズでキャンペーン中のiphone Xの広告です。価値(ポートレート機能)で撮影した写真=コンテンツを、ビジュアルで訴求(認知)しています。 *テキストの訴求は最低現です。 日本の広告で多いのは、下記のような芸能人+安いキャチコピー+機能訴求+説明文+料金の安さ訴求が多いです。 この広告の違いは、広告の目的によります。 日本がイケてないところでありますが、広告代理店は商品キャンペーンが大好きです。 理由は、企業の売上に繋がる販促費で企
![『資産になるブランド広告』と「消費されるキャンペーン広告」の違いについて|チカイケ秀夫@CBO(最高ブランディング責任者)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a3994624d7ad49e23137bc611b640d94773aa67c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F6002616%2Frectangle_large_76eb96fd2470a2084e41780da3994187.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)