2つ前のエントリーの続きで、「CO2について熱く語ってみる」の中編です。 前回はCO2の添加方法について書きましたが、今回は水槽内でのCO2の濃度について書いてみようと思います。 水槽内のCO2濃度は当然CO2を添加することにより上昇します。 このCO2の濃度、実はpHとKH(炭酸塩硬度)から概算を測定することが可能です。 pHとKHとCO2濃度は密接な関係にあり、以下のような関係になっています。 CO2を添加するとpHが下がりやすくなる、というのはこの式からもわかるかと思います。(pHは10のマイナス階乗なのでpH値が小さくなるとCO2濃度は上がるという方向に変化しやすくなります。) このpH, KH, CO2濃度の算出式に実際にpHとKHの値を代入することによりCO2の濃度を出すことができる下のようなものを「こちら」のページの真ん中辺りに作っておいてありますので興味がある方はぜひ試して