アメリカでの日本車人気は、国内自動車パーツメーカーにも追い風となっています。かの国で確固たる地位を築く各メーカーの、人気の背景を探ってみました。 米のJDM人気は本物 追い風に乗る国内パーツメーカー 自由の国アメリカには、ブランドやイメージにとらわれず、本当に「良いモノは良い」と評価され、シェアを拡大していける土壌があると言われています。クルマの世界も同様で、アメリカにおける乗用車の販売ランキングには十数年に渡ってトヨタ「カムリ」や同「カローラ」、ホンダ「シビック」、同「CR-V」などの日本車が上位を独占しており、近年はクルマと同様に自動車部品の分野でも日本ブランドが高い支持を獲得しつつあります。 熊谷ナンバーがついたままがクールという、JDMムーブメント。ロケットバニーのボディキットを装着した「フェアレディZ」(2017年11月、加藤博人撮影)。 背景としては1990年代後半から徐々に盛