近年のクルマは車内の収納が増えています。なかには定員に対し、明らかに多数のドリンク入れがある車種も。なぜ収納を増やせるようになったのでしょうか。 「スペースあらば収納を」 商談上も有利に 昔のクルマと比べ、最近のクルマは小物入れなどの収納が増えたように思います。 ホンダ「ステップワゴン」のインテリア。ドリンクを入れられる収納が合計17か所設けられている(ホンダの画像を加工)。 たとえばホンダによると、「スペースあらば収納を作る傾向がありますね」とのこと。「販売の現場からは、小さいお子さまがいらっしゃるお客様や、女性のお客様を中心に、細かな収納があると商談上有利になるという声があります」と話します。 実際「ステップワゴン」の2017年夏発売モデルでは、袋をひっかけるフックや、前列シート背面の収納式テーブルなどを含む多種多様な収納が、ウェブサイトで紹介しているものだけでも34か所、うちドリンク