東京都交通局の上野動物園モノレールは「懸垂式」という仕組みで、いわば「宙づり状態」で走行。車両の下には何もありません。この上野動物園モノレールで、空中に停止した車両からロープなどで降下する訓練を体験しました。 ツルベ式緩降機「スローダン」 空中で止まった車両から6m下へ降りる、上野動物園モノレールの訓練を実際に体験(1分33秒)。 空中を行く、東京都交通局の上野動物園モノレール。正式名称は「上野懸垂線(うえのけんすいせん)」といい、レールにぶら下がる――言い換えれば宙づり状態で走るモノレールです。レールにまたがって走る東京モノレールなどの「跨座(こざ)式」に対して、「懸垂式」と呼ばれます。 この上野動物園モノレールで2018年5月、空中で停止したモノレールから地上に降下するという、異常時を想定した訓練が行われました。「宙づり」なので、真下には何もありません。 床に「穴」があき、ロープが垂れ