JALには、パイロットの機内アナウンスについて考えるワーキンググループがあります。「したくてもできない」などさまざまな制約があるなか、パイロットたちが工夫しているそうです。 してはダメなときがあるアナウンス 航空機では離陸後、機長から次のようなアナウンスが入ります。 「目的地へは定刻の10時30分に到着する予定です。なお途中、低気圧の影響で多少の揺れが想定されます」 JAL(日本航空)には、こうしたパイロットによるアナウンスを考える、ワーキンググループがあるそうです。 「機内アナウンス」というと、客室乗務員のイメージが強いかもしれません。しかしJALの千葉 基機長と毛利洋志機長に話を聞いたところ、制約があるなか、パイロットもいろいろと工夫しているといいます。 コックピットからのアナウンス、その工夫とは(画像:JAL)。 ――パイロットの「アナウンス」について、どのような取り組みをしているの