開業から半世紀以上が経過し、経年劣化が想定される東海道新幹線。その“延命”を実現させている研究施設があります。JR東海の小牧研究施設です。実際に東海道新幹線で長年使われた橋げたを運び込んでのテストも行われています。 東海道新幹線で使われていた橋げたを運び込み… 東海道新幹線“延命”したJR東海の小牧研究施設(1分16秒)。 架線を下から押して「びょん びょん びょん……」。構造物を上から押して「びょん びょん びょん……」。2002(平成14)年に開設された、JR東海・小牧研究施設(愛知県小牧市)の風景です。 実際の部品や工法を使って造られた線路設備へ、こうして持続的に、実際の列車運行を想定した負荷をかけ、耐久性をテスト。安全・安定輸送につなげているそうです。 小牧研究施設の試験装置。中央の棒状の部分で下に置いた物に圧力をかけ、耐久性のテストなどができる(2018年4月、恵 知仁撮影)。