東武鉄道がSL「大樹」の営業運転を開始しました。同社51年ぶりのSL列車、「手軽」「協力」「国鉄」が大きな特徴です。 新たなSL列車「大樹」、そのポイントは? 東武鉄道で51年ぶりに復活したSL列車「大樹」(1分30秒)。 東武鉄道のSL列車「大樹(たいじゅ)」が2017年8月10日(木)、営業運転をスタート。始発の下今市駅(栃木県日光市)で出発式典が行われました。東武鉄道でのSL列車運行は51年ぶり。式典に出席した石井啓一国土交通大臣は「『大樹』の復活運転は我が国が世界に誇る鉄道産業の文化遺産ともいえるプロジェクト」と話します。 SL「大樹」の特徴としてまず挙げられるのは「手軽に乗れる」こと。運転区間は栃木県日光市内の東武鬼怒川線・下今市~鬼怒川温泉間12.4kmで、所要時間は約35分。他路線のSL列車と比べて短いほか、運賃とSL座席指定料金あわせて1000円(大人1名)で乗車でき、日光