計画が「幻」に終わり、長年にわたって使われていなかった成田新幹線の用地が、メガソーラー発電所として生かされることになりました。細長い元・線路用地に設けられた発電所は日本最長で、あるメリットも存在するようです。 新幹線が走っていたかもしれない成田空港 1974(昭和49)年に着工されたものの、幻に終わった成田新幹線。それからおよそ40年の時を経て、その用地が「メガソーラー発電所」として生かされることになりました。 特急「スカイライナー」が走る成田スカイアクセス線沿いの元・成田新幹線用地に、太陽光発電パネルが並ぶ(画像:SGET)。 東京と成田空港を結び、特急「スカイライナー」も走る成田スカイアクセス線(北総・京成線)。その千葉ニュータウン中央駅(千葉県印西市)付近では、線路へ沿う形で空き地が続きます。この空き地に成田新幹線が通り、千葉ニュータウン中央駅には新幹線の駅が設けられる予定でした。