緊急車両の「赤灯」をはじめ、クルマに取り付けられる回転灯にはさまざまな色と用途があります。なかには「緑灯」や「紫灯」も。それぞれ、どのような意味があるのでしょうか。 パトカーに似たクルマに「青灯」も パトカーや救急車は、緊急時に赤色の回転灯を点灯させて走行します。この回転灯、赤だけではないようで、高速道路では道路管理のクルマが黄色い回転灯をつけて走っているようすもよく見られます。 パトカーに取り付けられた赤色の回転灯(画像:photolibrary)。 ほかに、どのようなものがあるのでしょうか。回転灯メーカーのパトライト(大阪市中央区)に聞きました。 ――回転灯は何種類あり、どのような決まりがあるのでしょうか? 車両につける回転灯には、赤、黄、青、緑、紫の5種類があり、いずれも用途が決まっています。「赤」はご存じの通り、緊急車両のものです。 青い回転灯がついたクルマ。パトロールカーではある