電車の「色」は、家電量販店のCMにも歌われているくらいになじみが深いものです。路線や車両によって意味や由来はあるのでしょうか。 カラフルな帯は路線を区別するために 東京や大阪などを走る地下鉄や、首都圏のJR線の電車にはカラフルな帯が巻かれています。これは「ラインカラー」といい、利用者が分かりやすいように「○○線なら●色」と決められているものです。通勤電車の車両はどれも似たような形をしていることから、判別しやすいよう路線ごとに色分けがされています。 色で路線を覚えれば、乗り換えるときにまごつかない(児山 計撮影)。 しかしこのラインカラー、実は路線に由来するものは少数派で、大抵は「ラインカラーが決められる以前からこの色だった」「他の路線と色が重ならない」という理由で選ばれます。 そのため、東京の地下鉄でラインカラーが決められた1970(昭和45)年以前に開業した路線ほど、赤や青といった比較的
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