一部のJR特急に、国鉄時代から使われていた「エル特急」の呼称が廃止されます。本数の多さ、発車時間のわかりやすさなどを表す呼称として、かつては全国の特急で用いられていましたが、時代とともにその意義は希薄になっていきました。 3列車のみとなっていた「エル特急」、そもそもどのような存在? 一部のJR特急に、国鉄時代から使われていた「エル特急」という呼称が、2018年3月17日(土)のダイヤ改正で消滅します。 イラスト入りのヘッドマークが掲出されていたエル特急「しなの」(1989年、恵 知仁撮影)。 「エル特急」は、1972(昭和47)年10月に登場した国鉄特急の愛称です。JRとなって以後も全国に「エル特急」が走っていましたが、JR各社は2000年代から順次、その呼称を廃止していき、2017年12月現在、JR東海が「しらさぎ」「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」の3列車のみで使用して
大井川鐵道が列車愛称「奥大井」を復活。2017年9月から10月にかけて、金谷~千頭間で臨時急行列車として運行します。 急行料金は不要 大井川鐵道(静岡県島田市)は2017年9月11日(月)、大井川本線で多客期に運行している臨時急行列車に「奥大井」の愛称を付けると発表しました。 「奥大井」は、1969(昭和44)年4月から1984(昭和59)年9月にかけて、ゴールデンウィークや紅葉の多客期に、国鉄(現・JR)東海道本線の静岡駅から大井川鐵道大井川本線の千頭駅まで運転されていた列車の愛称です。当時は、金谷駅で東海道本線と線路がつながっており、国鉄車両を使った直通列車が運行されていました。 「奥大井」ヘッドマークの掲出イメージ(画像:大井川鐵道)。 今回復活する「奥大井」の概要は次のとおりです。 ●運行日 ・9月15日(金)~18日(月・祝)、22日(金)~25日(月)、29日(金)~10月2日
JR大阪環状線を約48年間にわたり走り続けてきたオレンジ色の103系電車が、2017年10月3日に引退します。 前面展望映像で19駅を巡る動画を公開 JR西日本は2017年9月5日(火)、大阪環状線を走るオレンジ色の103系電車が、10月3日(火)に営業運転を終えると発表しました。 103系は国鉄時代の1963(昭和38)年に登場した通勤形電車です。1984(昭和59)年までに3400両以上が製造され、全国の通勤路線で広く使用されました。現在もJR西日本とJR九州の一部路線で使われています。 大阪環状線を走るオレンジ色の103系電車(画像:JR西日本)。 大阪環状線には1969(昭和44)年12月10日に登場。以降、現在までおよそ48年間にわたり運行が続けられてきましたが、2016年12月にデビューした新型の323系電車に役目を譲る形で、今回、最後の1編成が営業運転を終了します。 引退を約
2017年9月、飯山線全通88周年を記念し、国鉄急行色のキハ40系ディーゼルカーを使用した旅行商品専用列車「国鉄急行色DC野沢」が運行されます。 長岡~長野間を飯山線経由で1往復 JR東日本長野支社と新潟支社は2017年8月24日(木)、飯山線の全線開通88周年を記念し、旅行商品専用の臨時列車「国鉄急行色DC野沢」を運行すると発表しました。 1929(昭和4)年9月1日に越後田沢~十日町間が開業し、現在の飯山線の区間が全通。今年で88周年を迎えます。これを記念し、クリーム色と朱色の国鉄急行色をまとったキハ40系ディーゼルカーによる臨時列車「国鉄急行色DC野沢」が、長岡~長野間を飯山線経由で走ります。詳細は次のとおりです。 ●運転日と運転区間 ・9月9日(土) 長岡14時15分発→長野18時07分着 ・9月10日(日) 長野9時15分発→長岡12時54分着 ●車両 キハ47形・48形ディーゼ
JR仙台駅の「仙台駅の思い出」コーナーで、歴代優等列車のヘッドマークレプリカ11個が展示されています。 機関車取り付け型や絵幕型など11個 総合車両製作所(J-TREC)は2017年6月26日(月)、JR東日本がJR仙台駅の在来線と新幹線の乗換通路に設置した「仙台駅の思い出」コーナーに、歴代優等列車のヘッドマークレプリカを納入したと発表しました。 1950年代から東北新幹線開業(1982年)前まで運行されていた優等列車のヘッドマーク11個が展示されています。詳細は以下です。 ・機関車取り付け型 「はつかり」「ゆうづる」「はくつる」 ・特急の取り付け型 キハ81系ディーゼルカー「はつかり」、483系電車「ひばり」「ひたち」 ・特急の絵幕型 485系電車「ひばり」「やまびこ」、583系電車「ゆうづる」 ・急行の取り付け型 451系「まつしま」「みやぎの」 「仙台駅の思い出」コーナーに展示されて
2017年7月29日、しなの鉄道の115系電車に「横須賀色(スカ色)」塗装が復活します。 「初代長野色」「湘南色」に続く第3弾 しなの鉄道は2017年6月16日(金)、同社線を走る115系電車1編成の塗装を「横須賀色(スカ色)」に変更すると発表しました。 今年7月から9月にかけて開催される観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」にあわせ、しなの鉄道は115系3編成を「懐かしの車体カラー」に順次塗り替えています。今回は「初代長野色」「湘南色」に続く3編成目です。 「横須賀色」のJR東日本115系電車。2015年に引退している(画像:JR東日本八王子支社、しなの鉄道)。 車両を青色とクリーム色の2色に塗り分ける「横須賀色」は、1950(昭和25)年に国鉄(当時)横須賀線の電車で初めて採用。長野県内では2015年秋までJR中央本線などで走っていたほか、しなの鉄道の前身であるJR信越
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