静岡県警高速隊が、渋滞最後尾におけるハザードランプ点灯を呼びかけています。そもそもこのようなハザードランプの使い方は、道路交通法などで規定されたものではありませんが、安全の効果が高いとのこと。その意義を改めて聞きました。 危険回避の「負の連鎖」を防ぐ 2018年3月以降、静岡県内の高速道路で追突事故が相次いでいることを受けて、同県警高速道路交通警察隊(高速隊)が、渋滞最後尾におけるハザードランプの点灯を広く呼びかけるとしています。 渋滞のイメージ。最後尾でハザードランプを点灯させ、後続車に渋滞の存在を知らせるといった光景も見られる(画像:写真AC)。 このようなハザードランプの使用方法は、そもそも職業ドライバーどうしのコミュニケーションから始まった「慣習」であり、道路交通法に規定はないといいます。その励行を呼びかける理由を静岡県警高速隊に聞きました。 ——なぜ渋滞最後尾におけるハザードラン