2018年3月、首都高晴海線の豊洲~晴海間が開通します。豊洲地区から運河を渡るわずか1.2kmの区間ですが、2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて重要な意味があります。どのような整備効果が見込まれるのでしょうか。 建設ラッシュの臨海部、混雑緩和へ 首都高晴海線が延伸。周辺は東京五輪に向け激変(1分42秒)。 首都高10号晴海線の豊洲~晴海間が、2018年3月10日(土)16時に開通します。 晴海運河を渡る区間。背景に高層タワーが林立する晴海地区(2017年2月7日、中島洋平撮影)。 晴海線は現在、湾岸線に接続する東雲JCTから北西へ、豊洲出入口までの2.7kmが2009(平成21)年に開通しています。今回の開通区間は、そこから晴海運河を渡って晴海出入口に至るわずか1.2kmで、末端において首都高の他路線と接続しない「盲腸線」である状況は変わりません。しかしながら、この延伸には大