利用客に商品名を覚えてもらうため、製品名を語呂合わせやだじゃれにするケースがありますが、鉄道の世界でも意外なものが語呂合わせでネーミングされています。 ナンバーに隠された語呂合わせ 名称を覚えやすくするために、だじゃれや語呂合わせで命名された機能や商品をよく見かけますが、鉄道の世界でもそのようなナンバーの車両があります。 土佐くろしお鉄道の9640(くろしお)形ディーゼルカー。会社名の一部が形式名に使われている(児山 計撮影)。 たとえば高知県の太平洋沿いを走る土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線では、9640形というディーゼルカーが使われています。これは会社名の「くろしお」を数字に置き換えた語呂合わせです。似たような例では、岩手県の太平洋沿いを走る三陸鉄道の36形ディーゼルカーも「さんりく」を数字に置き換えています。 社名以外では、東武鉄道の634型電車「スカイツリートレイン」が挙げられます