高速道路のSA/PAは上下線で別々に設置されることが一般的ですが、近年、上下線の設備をひとつに集約したタイプが増えています。施設運営を効率化できるといいますが、一方でデメリットもあるようです。 3月開通「新名神」にも新たに誕生 2018年3月18日(日)に、新名神高速の川西IC~神戸JCT間が開通し、名神高速と中国道、山陽道を山間部経由で結ぶ新ルートが完成します。新規開通区間には、西日本最大の駐車台数という宝塚北SA(兵庫県宝塚市)も開設されます。 3月18日にオープンする新名神高速 宝塚北SAのイメージ。上下線集約型のSAとなっている(画像:NEXCO西日本)。 このSAは、「上下線集約型」であることが特徴です。一般的にSA/PAは、上下線で別々に設けられていますが、上下線集約型はこれを1か所にまとめたもの。宝塚北SAの場合、上り用と下り用の駐車場をはさんで商業施設やトイレなどが配置され