新東名の新静岡IC~森掛川IC間で、最高速度が100km/hから110km/hに引き上げられてから1か月余りが経過しました。スピードの出し過ぎや事故の増加が懸念されていましたが、実際はどのような状況なのでしょうか。 速度超過違反件数も減少 高速道路における普通自動車の最高速度は100km/hですが、現在、新東名高速と東北道の一部区間において試行的に、これが110km/hへと引き上げられています。 新東名高速の新静岡IC~森掛川IC間は最高速度が110km/hとされている。写真はイメージ(画像:PIXTA)。 新東名高速の試行区間は静岡県内の新静岡IC~森掛川IC間約50kmで、2017年11月1日(水)の試行開始から1か月あまり経過しましたが、この区間の交通状況はどう変わったのでしょうか。引き上げ後の事故や違反件数について、静岡県警高速道路交通警察隊に聞きました。 ――最高速度引き上げ後の