九州7か所の道の駅駐車場などで、有料の車中泊スペースを提供する実証実験が、国の事業として始まりました。一部では、その場で使うテントや調理器具の貸し出しサービスも提供するといいます。 施設の稼働時間外に土地を有効活用 熊本県と長崎県の「道の駅」や観光施設などの駐車場7か所で、「車泊(くるまはく)」と呼ばれるサービスの実証実験が2017年11月1日(水)から始まりました。対象の施設に車中泊用の駐車スペースを設け、時間を区切って有料で貸し出すというものです。 「車泊」の利用イメージ(画像:九州周遊観光活性化コンソーシアム)。 これは、コインパーキング大手のトラストパーク(福岡市博多区)などからなる「九州周遊観光活性化コンソーシアム」が、総務省「IoTサービス創出支援事業」の一貫として行うものです。概要をトラストパークに聞きました。 ――どのようなサービスなのでしょうか? 車中泊ができる駐車場を整