栃木県日光市にて、価格が15万円もする「日光埋蔵金弁当」が販売されています。中身が豪華なだけでなく、容器や箸も逸品。どのような内容で、そしてどのような経緯で生まれたのでしょうか。 「夢のような駅弁」を目指して 栃木県日光市に、予約のみで販売を行う1折15万円(税込16万2000円)の弁当があります。その名は「日光埋蔵金弁当」。中身が豪華なのはもちろんのこと、容器と箸にも江戸時代から伝わる日光彫りの名品を使っているといいます。 いくつかラインナップがあり、かつては東武日光駅の駅弁としても売られていたそうですが、どのような経緯で誕生し、またどのような内容なのでしょうか。製造元である日光鱒鮨本舗(日光市大室)の代表、田村公一さんに聞きました。 ――15万円の弁当はどのような内容なのでしょうか? 当店の看板商品である鱒(ます)寿司と北海道産タラバガニを使ったちらし寿司、A5ランクのとちぎ和牛を使っ