日本郵船ら3社が、運航支援装置「J-Marine NeCST」で船陸間連携テストを実施。「飛鳥II」の船内火災を想定し、その有効性を確認しました。 乗組員の負担を大幅軽減 日本郵船と、その子会社で船舶運航技術の研究・開発などを手掛けるMTIは2018年3月23日(金)、船舶の運航支援装置「J-Marine NeCST(ネクスト)」の船陸間連携テストを日本無線とともに行ったと発表しました。「J-Marine NeCST」は電子海図を含む航海情報を大型ディスプレイ上で管理、船舶間や船陸間で共有する装置です。従来の紙の海図と同じように、電子海図に手書きの情報を書き込んだり、距離を測ったりできることが特徴です。 横浜港大さん橋に停泊中の「飛鳥II」(2017年5月、乗りものニュース編集部撮影)。 テストでは郵船クルーズが運航する客船「飛鳥II」での火災を想定し、同船と、日本郵船本店(東京都千代田区