東海道新幹線に「マルチプルタイタンパー」、通称「マルタイ」は欠かせません。深夜、高速振動する「マルタイ」の爪が、線路に突き刺さります。「マルタイ」バージョンの「マルタイ棒ラーメン」も作られました。 1日およそ2000人が深夜、作業に従事 高速振動で東海道新幹線を守る「マルタイ」。JR東海・発足30周年記念イベントのひとつ「新幹線 大井車両基地ファミリー見学会」で実演(1分14秒)。 深夜、高速で振動する「爪」を線路に刺す。東海道新幹線には欠かせない作業です。 東海道新幹線の線路は、バラスト(石)の上に枕木とレールを設置する「バラスト軌道」というもの。昭和30年代の建設当時、実績のある構造だったため採用されましたが、線路にゆがみが生じやすく、1日およそ350本の列車が走る東海道新幹線では、毎日、こまめなメンテナンスが必要です。 東海道新幹線のマルチプルタイタンパー。オーストリアのプラッサー&