2018年4月、世界が最も注目した場所といえば、朝鮮半島の板門店が挙げられるでしょう。その周辺も含め、実際どのような場所なのでしょうか。 世界中の目が向けられたあの現場 朝鮮半島情勢は大きく動きました。世界を驚かせたのは、2018年4月27日に板門店で開催された南北首脳会談です。通算3回目となる会談でしたが、今回初めて軍事境界線の南側で行われました。 文在寅大統領が待ち、そこへ金正恩委員長が歩み寄り、軍事境界線を挟んで握手。その後両者は南北を行き交うという、朝鮮戦争以来のできごとでした。 文在寅大統領と金正恩委員長が行き交った、板門店の軍事境界線(菊池雅之撮影)。 続いて6月には米朝会談が行われる見通しです。場所については、再び板門店となるか、海外へと場所を移すか、と憶測が飛び交っています。まさにいま、世界で最も注目されている場所が、板門店を含む非武装地帯と言ってもいいでしょう。 実はこの