1997年に廃止されたJR信越本線の横川~軽井沢間には、かつて使用されていたトンネルや橋などが姿を残していますが、このうちあるトンネルが、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定した軽井沢町の避難所に指定されました。どのように利用されるのでしょうか。 浅間山の噴火時にも使える 北陸新幹線としなの鉄道の軽井沢駅(長野県軽井沢町)から東へ約1kmのところにある、旧JR信越本線(横川~軽井沢間)のトンネルが、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定し、軽井沢町の避難場所に指定されました。 軽井沢駅に残る旧信越本線のホーム跡。避難場所に指定されたトンネルは、ここから横川方面へ約1kmのところにある(画像:pixta)。 トンネルは、県境を越えて隣接する群馬県安中市が管理するもので、軽井沢町は2017年8月1日(火)に使用に関する覚書を安中市と交わしています。軽井沢町消防課に話を聞きました。 ――なぜ廃トンネルを避難場