メーターを隠して走りながらその速度を当てるという運転士の職人技「速度観測」を、東京メトロ南北線で取材。いったい運転士はどうやって、速度をピタリと当てるのでしょうか。ただ、電車運転ゲームは難しいそうです。 速度計が壊れた場合などを想定 メーターを隠していてもピタリ。運転士の職人技「速度観測」とは(1分35秒)。 運転台の速度計を隠した状態で走る、東京メトロ南北線の列車。ある瞬間で、指導員が運転士に現在の速度を聞きました。 運転士「42km/hです!」 指導員が速度計の覆いをとって確認すると、ピッタリ正解。しかも……。 指導員「ブレーキ4ステップ!」(注:「4」の強さでブレーキをかけて) 指導員「オフ!」 指導員「3ノッチ!」(注:「3」の強さでアクセルを踏んで) 指導員「オフ!」 指導員「ブレーキ4ステップ!」 指導員「オフ!」 指導員「4ノッチ!」 指導員「オフ!」 指導員「何km/h?」