高速道路の一時退出し一般道の道の駅を利用できるという実験が、全国各地のICで本格的にスタートしました。ETC2.0のみが対象ですが、導入の背景とその実際の仕組みはどのようなものなのでしょうか。 全国17か所の高速道路ICで導入実験開始 2018年3月23日(金)から24日(土)にかけて、全国17か所の高速道路ICにて「賢い料金」が一斉にスタートしました。これは、所定の道の駅に立ち寄るのであれば、高速道路を降りても、降りなかったのと同じ料金にするという「一時退出実験」です。 2018年3月24日午前0時より、富津館山道 鋸南保田ICからの「賢い料金」一時退出対象となった道の駅 保田小学校(鈴木ケンイチ撮影)。 狙いは、高速道路の休憩施設不足のカバー。実は全国の高速道路ネットワークには、休憩施設同士の間隔に25km以上ある区間が約100か所もあります。できれば、それを埋めたい。でも、新たなSA