航空ダイヤでは夏と冬の2回、大きなダイヤ改正が行われ、それぞれ「夏ダイヤ」「冬ダイヤ」と呼ばれます。ダイヤはどのようにして決められるのでしょうか。夏と冬で、所要時間が大きく変わる便もあります。 ダイヤ改正日も世界で共通 航空各社では年2回、大きなダイヤ改正が行われます。それぞれ、春から秋にかけては「夏ダイヤ」、秋から春にかけては「冬ダイヤ」と呼ばれています。 航空の世界では3月と10月に大きなダイヤ改正が行われる。写真はイメージ(2016年3月、恵 知仁撮影)。 JAL(日本航空)によると、期間は夏ダイヤが「3月の最終日曜日から、10月の最終日曜日直前の土曜日までの7か月間」、冬ダイヤが「10月の最終日曜日から翌年3月の最終日曜日直前の土曜日までの5か月間」とのこと。これは、航空の業界団体であるIATA(国際航空運送協会)が、北半球を基準に定義しているもので、世界の航空会社で一斉にダイヤが