和歌山市松江に1日、西保健センターと地域子育て支援拠点施設、市民図書館西分館を併設した複合施設「市河西ほほえみセンター」がオープンし、同所で竣工式が行われた。尾花正啓市長は「施設の名前にふさわしいような、市民に笑顔が広がる利用しやすい施設になるようにしていきたい」と思いを語った。 旧西保健センターの老朽化などに伴い移転、改築が計画され、旧市民テニスコート敷地で平成28年3月から建設が進められていた。 竣工式には、市議会や周辺自治会、施工業者などから関係者約70人が出席。正面玄関前でのテープカットでは、尾花市長、市議会の野嶋広子議長、加太地区連合自治会の尾家賢司会長、和歌山ろうさい病院の南條輝志男院長が、テープにはさみを入れて祝った。 地元を代表してあいさつした尾家会長は「保健センターは身近な健康づくりの拠点。新築移転し、診療室や調理室の他、駐車場も広くなり、充実した保健サービスが受けられる