コンピューティング技術の進化・普及状況と主要プレーヤーの変遷 先進国市場における主力のコンピューティングの技術は、1960年代からの大型汎用コンピュータによるメインフレームコンピューティング、1980年代からのパーソナルコンピュータ(PC)によるデスクトップコンピューティング、1990年代からのPCによるインターネットコンピューティング、2000年代からのPCによるワークコンピューティング、2010年代からのスマートフォンによるモバイルコンピューティングと近年は10年単位で変遷を遂げてきた。 それに応じて、主要プレーヤーの変遷も起きてきた。1960年代からのメインフレームコンピューティングは、IBM、日立、富士通などの大型汎用機メーカーが活躍した。1980年代からのPCによるデスクトップコンピューティングは、PCメーカーを抑えて、PCのOSメーカーであるマイクロソフトが市場を席巻した。19