そう言えば、先日パテ埋め作業を頑張っていた日のこと。近くから男性数名の話し声が聞こえてきました。どうやらお隣さんにどなたかが訪ねてきた様子。 玄関ドアを全開にして黙々と作業していた私の耳に入ってきたのは… 「こんな家、買う人がいるんですねぇ」 ……それって、それって私のことだよね? どこの誰だか知らないけれど、むっちゃ失礼なヤツ。聞こえるような声で言うか?そうだよ、私は変人だからな。古くても面白い魅力のある家だって見抜いたんだよ。見てろよ、びっくりするようないい家にしてやるから!と闘志を燃やした出来事でした。 海外ではリフォームすればしただけの付加価値が付く。でも日本はそうじゃない。新しい家がいい家で、そこらに残る古い家は大した家ではないという考えがある。そして自分で手を動かすこともないから、何でもプロに頼んで完璧にしようとする。 私の両親もそう、新しいものがいいもので、古いものは貧乏臭い