先日、バラエティ番組に出演してきました(バラエティ討論番組に出てわかったこと:ギャラは3万円でした)。討論番組だったので、いわゆる「芸能人」と呼ばれる人たちの考え方を知る良い機会になりました。放送されればわかりますが、出演者のみなさまは、誰もが知っている有名人ばかりです。 「私は自分の努力でここまで来た」という傲慢 で、彼らと話してみて、これは残念だなぁ、と思ってしまったのです。 無論、すべての人がそうというわけではありませんが、やっぱり芸能人の方々は「自分は今の立場を自分の努力で勝ち取ってきた」という自覚が強いようです。言い換えれば、「ダメなヤツらは、どこかで努力が足りないんだ」という価値観が、当然のように共有されている印象があります。 建前的には「平等」が保持されているこの国では、どうしてもそういう考え方になってしまうのでしょう。芸能人にかぎらず、大企業の経営者などのエリートたちも、や
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