2011年2月18日(金)~2011年2月19日(土)に虫歯の原因酵素の正体、 つまり、あのネバネバした酵素の正体が初めて解明されたとの ニュースがございました。この解明された酵素は、虫歯の元となる 歯垢(プラーク)を作ります。この酵素の働きを止める方法が 見つかれば、虫歯予防や歯周病予防になる新薬の開発に 期待ができるとのこと。(研究内容は米科学誌の電子版で公開されます。) 虫歯と言うのは、硬い歯の硬い組織が、口腔内の細菌の作用による 発酵で溶解してしまい、歯の組織が破壊されている状態です。 さらに詳しく言うと、糖分の一種に潜んでいる細菌から発生する酸が、 歯を溶かして起こる症状です。この糖分の一種は、歯周病を 引き起こすプラークの原因にもなっています。 今回、虫歯を作るネバネバの原因酵素の形状が解明されたので、 効果的で、副作用が起こりにくい新薬を開発し易くなるとのことです。 この虫歯