アルツハイマー病のマウスを使った実験で、記憶障害が回復したとの ニュースが新聞の2011年3月3日(木)の記事にございました。 実験の内容ですが、遺伝子操作でアルツハイマー病を発症させたマウスに アメリカやヨーロッパで市販されている既製薬で、パーキンソン病の 治療薬のアポモルフィンを週に1回ずつ、合計で5回ほど注射をしたところ、 神経細胞の機能を低下させる脳内タンパク質である、アミロイドベータが 減少し、記憶障害も回復したみたいです。 今回の実験結果で、アルツハイマー型認知症の新しい治療法の開発に 繋がるとのこと。実験結果の詳しい内容は、アメリカの神経学専門誌の 電子版に掲載されました。電子版の名称は、 「アナルズ・オブ・ニューロロジー」です。 この「アルツハイマー型認知症の既製薬で回復効果か」に 関するニュース記事リンク http://www.yomiuri.co.jp/science/