避難基準下回る=飯舘村の放射性物質−IAEA 避難基準下回る=飯舘村の放射性物質−IAEA 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は1日、福島第1原発の北西約40キロの福島県飯舘村で検出された放射性物質のレベルがIAEAの避難基準を下回ったことを明らかにした。 IAEAは3月30日、同村の放射性物質のレベルが避難基準の約2倍に達したと発表。同原発から20キロ圏内を避難地域、20〜30キロ圏を屋内退避地域に指定している日本政府に対し、状況を注意深く評価するよう求め、事実上、避難地域の見直しを促していた。 IAEAは30日の記者会見では、放射性物質の測定値を1平方メートル当たり約200万ベクレルと発表したが、その後、同約2000万ベクレルに修正し、この物質はヨウ素131だったと公表した。担当者は1日の会見で、「ヨウ素131は平均約700万ベクレルに下がった」と説明した。 IAEAは新