前回の記事で、義援金と活動支援金の違いについて、書きました 今回は、それを受けて、法人や個人が義援金や活動支援金を出した場合の税務上の取扱いについて書いていきたいと思います 税務上の扱いなど重要でないという方もいると思いますが、税務上の扱いが違うということは、それだけ「出せる金額が違う」とも言えます。 法人にとっては、経費として落とせるかどうかによって出せる金額が違ってきますし、個人でも、寄付金控除の対象になれば、確定申告でお金が戻ってきますので、その分も考慮すれば、「もう一押しの寄付ができる」ということです。 この辺の詳しいことは「タイガーマスク現象と匿名性」をご覧ください なお、23年度の税制改正大綱で盛り込まれた所得税の税額控除制度の導入については、国会情勢の紛糾で、法律としてはまだ成立していませんので、税額控除は考慮しないで書くことにします(成立すれば、23年1月分の寄付に遡って適