東京ドーム消費電力、一般家庭の6千世帯分「対策検討」2011年3月19日9時27分 印刷 Check ライトアップで浮かび上がる東京ドーム=2008年7月 海江田万里経済産業相から「東京ドームでなく、電力の需要が逼迫(ひっぱく)していない地域で開く工夫をしてもらえれば」と名指しで苦言を呈された巨人の本拠・東京ドーム(東京都文京区)。担当者によると、プロ野球開催時の1日の電力消費量は5万〜6万キロワット時になる。球場の照明などに加え、周辺のテナントなどを合わせての数字という。 一般家庭の平均電力使用量が1日あたり約10キロワット時だから、約6千世帯分に相当する量になる。ただし、ドームの場合は空調などの関係で、イベントがない日も一定量の電力を使用している。 東京ドームは「催事に必要な電力、安全確保に必要な電力以外は節電に努力したい」としているが、具体的な対策については「主催者(巨人など)と検討