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ブックマーク / www.asahi.com (37)

  • asahi.com(朝日新聞社):「放射能1千万倍」は誤り 東電、違う物質と取り違え - 社会

    東京電力は27日、福島第一原発2号機のタービン建屋内のたまり水から通常の炉内の1千万倍の放射能を検出したと発表後、夜になり「違う物質と間違えた」と訂正した。26日にもタービン建屋で計測した場所や数値を大幅に訂正した。情報を共有できず、高い放射線の場所で関連会社員が被曝(ひばく)する事故も起きた。情報伝達の不備が、現場を混乱させている。  2号機のたまり水を調べた際、減り方が極めて早いヨウ素134という物質について採取時点の放射能を逆算すると、1ccあたり29億ベクレルとなった。通常の1千万倍にあたる。これほど大量に検出されれば、炉内で核分裂反応が起きている可能性すらある。原子力安全委員会は再評価するよう東電に求めた。  東電が再度測ると、急速に減っているはずのヨウ素134の放射能がさほど減っていなかった。減り方がもっと遅いコバルト56と間違えた可能性があるという。武藤栄副社長は「データ吟味

    troi7201
    troi7201 2011/03/28
    28日東電の広報担当者は、「測定結果が不確実な可能性があっても、公表しなければ、後から『隠していた』と批判を浴びる」と悩む。経済産業省原子力安全・保安院も、同じ理由で公表を優先したとしている。
  • asahi.com(朝日新聞社):2号機水たまりの放射性ヨウ素、通常冷却水の1千万倍 - 社会

    経済産業省原子力安全・保安院は27日、福島第一原子力発電所2号機のタービン建屋内の水たまりの表面で、毎時1000ミリシーベルト以上の強い放射線量が計測されたと発表した。水に含まれるヨウ素134の放射能の強さは29億ベクレルで、通常の原子炉内の冷却水が持つ放射能の1千万倍にあたる。

  • asahi.com(朝日新聞社):国際放射線防護委、一般人の被曝限度量引き上げを提案 - 社会

    国際放射線防護委員会(ICRP)は、一般の人の年間被曝(ひばく)限度量を現在の年間1ミリシーベルトから、1〜20ミリシーベルトに引き上げるよう提案した。福島第一原発事故の影響が収まっても、放射能汚染は続く可能性があると指摘。汚染地域の住民が移住しなくてもいいよう、日政府に配慮を求めた形だ。  ICRPは専門家の立場から、放射線防護に関する勧告を行う組織。声明は、3月21日付で発表された。  2007年に出した勧告では、緊急時には20〜100ミリシーベルトの範囲内で被曝することもやむを得ないとしている。今回の提案はこの勧告に沿った内容で、原発の被害を受けた地域に、住民がなるべく住み続けられるよう、上限を1〜20ミリシーベルトの範囲内で検討するよう提案した。長期的には、年間1ミリシーベルトまでとすることを目指している。  声明は直接、日政府にあてたものではないが、「日で起きた悲劇的な出来

    troi7201
    troi7201 2011/03/26
    声明は直接、日本政府にあてたものではなく、既に出されていた勧告について明示したもの。
  • asahi.com(朝日新聞社):被曝作業員の放射線量は2〜6シーベルト やけど治療へ - 社会

    福島第一原発で被曝(ひばく)した作業員2人が、汚染された水につかっていた足に浴びた放射線量は、2〜6シーベルトと推計されることがわかった。2人を検査した千葉市の放射線医学総合研究所(放医研)が25日に発表した。高レベルの被曝線量だが、皮膚の移植などの治療は必要ないという。通常のやけど治療をするという。  東日大震災に伴う今回の原発事故で、1シーベルトを超す高線量の被曝によって治療が必要なやけどが起きたのは初めて。

  • asahi.com(朝日新聞社):震災後、全国13の活火山が活発化 専門家「注視」 - サイエンス

    全国12火山で地震が増加/大震災後  東日大震災を起こしたマグニチュード(M)9.0の巨大地震の後、関東から九州まで少なくとも13の活火山の周辺で地震が活発になったことが分かった。噴火の兆候となる地殻変動は観測されていないが、過去には巨大地震後に火山が噴火した例もある。専門家は「注視していく」と話している。  地震が増えた活火山は、関東や中部地方の日光白根山、焼岳、乗鞍岳、富士山、箱根山。伊豆諸島の伊豆大島、新島、神津島。九州の鶴見岳・伽藍岳、阿蘇山、九重山。南西諸島の中之島、諏訪之瀬島。気象庁などによると、多くは11日の巨大地震直後に周辺の地震が増え、現在はいずれも減少傾向にあるという。  富士山の近くでは、15日にM6.4の地震が起き、その後も余震活動が続いた。焼岳では山頂から半径5キロ以内で通常の1カ月に数回の地震が、1週間で約350回以上に増加した。  箱根山周辺では通常の1日2

  • asahi.com(朝日新聞社):原発、過酷な現場 食事はカロリーメイト・椅子で睡眠 - 社会

    福島第一原発の復旧作業から休憩に戻り、線量計の測定を受ける東京電力の作業員=23日、福島県いわき市の小名浜港、河合博司撮影  震災から25日で2週間。東京電力福島第一原発は予断を許さない状態が続く。一方で、現場の作業環境も劣悪さを増している。その一端を、東電社員の家族が明かした。  「睡眠はイスに座ったまま1、2時間。トイレは水が出ず、汚れっぱなし」  今週初め。神奈川県に住む女性のもとに、第一原発で復旧作業にあたっている夫から初めて電話があった。夫は40代、東京社の原発部門の社員だ。11日の震災発生後からほぼ連日、対応のため会社に泊まり込んだ。16日、ようやく自宅に戻ったが、出勤すると、そのまま第一原発行きを命じられた。  「ヘリに乗る。福島に行く」  こんなメールを最後に、メールも電話もつながらなくなった。  16日は3号機から白煙が上がり、放射線量が上昇。自衛隊は上空からの放水を断

  • asahi.com(朝日新聞社):福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に - 社会

    事故評価と放射能放出量  東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。  原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万〜11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。  国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」

  • asahi.com(朝日新聞社):東京ドーム消費電力、一般家庭の6千世帯分「対策検討」 - 東日本大震災

    東京ドーム消費電力、一般家庭の6千世帯分「対策検討」2011年3月19日9時27分 印刷 Check ライトアップで浮かび上がる東京ドーム=2008年7月 海江田万里経済産業相から「東京ドームでなく、電力の需要が逼迫(ひっぱく)していない地域で開く工夫をしてもらえれば」と名指しで苦言を呈された巨人の拠・東京ドーム(東京都文京区)。担当者によると、プロ野球開催時の1日の電力消費量は5万〜6万キロワット時になる。球場の照明などに加え、周辺のテナントなどを合わせての数字という。 一般家庭の平均電力使用量が1日あたり約10キロワット時だから、約6千世帯分に相当する量になる。ただし、ドームの場合は空調などの関係で、イベントがない日も一定量の電力を使用している。 東京ドームは「催事に必要な電力、安全確保に必要な電力以外は節電に努力したい」としているが、具体的な対策については「主催者(巨人など)と検討

  • asahi.com(朝日新聞社):原発から40キロの土壌、高濃度セシウム 半減期30年 - 社会

    文部科学省は23日、福島第一原発から約40キロ離れた福島県飯舘村の土壌から、高濃度のセシウム137が検出されたと発表した。単純比較はできないが、国が定めた放射線管理区域の基準値の4倍に相当する。半減期が8日と短い、放射性ヨウ素の値も、約30倍の値だった。今後、土壌の入れ替えが必要になる可能性も出てきた。  同省によると、20日午後0時40分に飯舘村で採った土1キロあたりから、セシウムが16万3千ベクレル、ヨウ素が117万ベクレル検出された。19日午前11時40分に同じ場所から採った土と比べ、セシウムで約6倍、ヨウ素で約4倍高くなった。  このほか、約45キロ離れた川俣町で19日に採った土からセシウム8690ベクレル、ヨウ素8万5400ベクレル、約25キロ離れた南相馬市でもセシウム4040ベクレル、ヨウ素3万5800ベクレルを検出した。  ヨウ素の半減期は8日間と短いが、セシウム137は約3

  • asahi.com(朝日新聞社):「開幕はお上が決めることじゃない」巨人滝鼻オーナー - スポーツ

    蓮舫担当相がセ・リーグの29日開幕の見直しを求めたことについて、巨人の滝鼻卓雄オーナーは22日、「開幕はお上(政府)が決めることじゃない。節電に協力しろということでしょう」と不快感を示した。さらに「(4月12日への開幕延期など)パ・リーグが先行して色々決めているようだが、そうはいかない。交流戦がいらないなら、いろいろ組み合わせはできるけど」とパの姿勢を牽制(けんせい)した。  拠の東京ドームはデーゲームでも照明が必要なため、当面使用できなくなる可能性もあるが、「日々刻々と事情が変わるので(代替地は)決めていない」と述べた。

  • asahi.com(朝日新聞社):核燃料プールへの放水「やった方がよい」 米科学誌 - 東日本大震災

    核燃料プールへの放水「やった方がよい」 米科学誌2011年3月19日10時39分 印刷 Check 使用済み核燃料貯蔵プールに放水すると、一時的には大気中への放射性物質の放出を引き起こすかもしれないが、やらないよりやった方がよい――。米科学誌サイエンス(電子版)のウェブサイトが専門家の話をまとめて発表した。 福島第一原発1〜6号機の使用済み燃料プールでは、冷却システムが動かなくなったため、燃料が出す熱で水が干上がり、燃料が露出して過熱、損傷することが心配され、自衛隊や東京消防庁などによる放水作業が進められている。 このウェブサイトによると、核燃料が格納容器などで覆われている原子炉より、貯蔵プールのほうが深刻な事態になりうるという。プールの水が蒸発し、露出して過熱した燃料棒に水がかかると、放射性物質を含んだ蒸気が噴き上がる恐れがある。 また、過熱した核燃料が溶け出してプールの底にたまった状態

  • asahi.com(朝日新聞社):東電、本社と第一原発結ぶ光回線を誤切断 通信に支障 - 社会

    東京電力が16日夕、福島第一原子力発電所と社などを結ぶ光回線を誤って切断していたことが分かった。約8時間以上も電話やデータ通信に支障が出る状態になっていた。  東電によると、16日午後5時20分ごろ、通話やデータ通信に使う回線が切断された。福島県富岡町での送電線の補修工事が原因だった。電話の専用回線が復旧したのは17日午前0時半ごろ、各種のデータ通信やテレビ会議に使う回線は同5時半だった。  通常の電話回線は地震直後に使用できなくなっており、専用回線が不通になった間、第一原発は社に対し、放射線量や炉圧の数値など重要なデータを口頭で伝えるしかなかったという。

  • asahi.com(朝日新聞社):福島第一原発作業員の被曝線量上限引き上げ 厚労省など - 東日本大震災

    福島第一原発作業員の被曝線量上限引き上げ 厚労省など2011年3月15日23時39分 厚生労働省と経済産業省は15日、東京電力福島第一原発で緊急作業にあたる作業員の被曝(ひばく)線量の上限を、現在の計100ミリシーベルトから同250ミリシーベルトに引き上げた。1人当たりができる作業時間を長くすることで作業効率を上げる狙いだ。 1990年に国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた国際基準では、重大事故時の緊急作業での被曝線量の上限を計500ミリシーベルトとしている。厚労省によると、「250ミリシーベルト以下では白血球数の減少などの臨床症状が出ない」という専門家の知見を踏まえたという。厚労省は「やむを得ない非常事態に限った措置」としている。 復旧にあたる作業員は計測器を持ち、放射線量をモニターしながら作業している。福島第一原発の作業員は今後、1回きりの作業でも断続的な作業の場合でも、被曝線量が

  • asahi.com(朝日新聞社):首相、東電訪れ「どうなってるんだ」 危機管理後手後手 - 政治

    東京電力福島第一原子力発電所で相次ぐ事故を受け、菅内閣は15日早朝、政府と東電が一体で危機対応にあたる「福島原子力発電所事故対策統合部」(部長=菅直人首相)を設置し、放射性物質の放出に備えて、新たに屋内退避も呼びかけた。地震発生から5日目、原発事故が深刻さを増す事態にも対応できず、政権の危機管理能力の欠如が露呈している。  菅首相は15日午前11時過ぎからの記者会見で国民に向けたメッセージを発表し、「1号機、3号機の水素爆発に続き、4号機でも火災が発生している。今後さらなる放射性物質の漏洩(ろうえい)の危険が高まっている」と説明。同原発から半径20キロ圏外への避難の徹底と、新たに半径20〜30キロでの屋内退避を呼びかけた。  首相の会見は、枝野幸男官房長官が2号機の圧力抑制室(サプレッションプール)破損を発表してから4時間以上が過ぎていた。首相は「何とかこれ以上の(放射性物質の)漏洩拡

  • asahi.com(朝日新聞社):日経平均、1200円超の暴落 8400円割り込む - ビジネス・経済

    15日の東京株式市場で、日経平均株価が1200円を超える暴落となり、8400円を割り込んだ。午後0時50分現在、前日終値より1255円29銭安い8365円20銭。8400円を下回ったのは2009年4月1日以来、約1年10カ月半ぶり。

  • asahi.com(朝日新聞社):7勝7敗なら千秋楽の勝率75% 八百長、統計で証明? - スポーツ

    角界を揺るがす八百長疑惑。日相撲協会の放駒理事長は2日の会見で「過去には一切なかった」と述べたが、11年間の星取表を調べ上げ、八百長の存在を統計的に示した2002年の学術論文が改めて注目を集めている。  米シカゴ大のスティーブン・レビット教授(経済学)らは1989年から2000年までの十両以上の取組3万2千回以上を調べた。7勝7敗で迎えた力士の千秋楽での勝率は75%にもなった。  勝ち越しをかけた一番で勝率が上がるのは八百長ではなく、力士が必死になるからという説明もあり得るが、同じ相手と次の場所以降で対戦したときの勝率は4割程度に下がっていた。  教授らは、わざと負けることで借りを返したと分析。ただ、統計的には返し切れたとは言えず、残る分は金銭で埋めたのでは、とした。  勝ち星の数が番付に与えた影響を調べると、8勝した力士は平均約7枚昇格、7勝だと約4枚降格、差は11枚分だったが、9、1

  • asahi.com(朝日新聞社):おとなしい学生は採らない! 富士通、一芸採用枠3倍に - ビジネス・経済

    志望動機は不問。おとなしい学生は採りません――。富士通は2012年春入社の新卒者採用で、スポーツや社会貢献、勉強、起業などで実績をあげた学生を約30人採用する。幅広い人材を確保するために一芸に秀でた学生を特別枠で迎え入れる。  富士通は「一芸採用」を昨年始め、応募した約380人のうち12人が内定した。シンクロナイズドスイミング日本代表キャプテンや、大学を休学してJリーグクラブの観客動員増に貢献した学生、学生囲碁2冠、複数のビジネスコンテストで入賞した外国人らが今春入社する。これまでの選考方式では富士通を志望しなかった学生層を獲得できたため、採用数を3倍に拡大。2月から募集する。  面接では、あえて志望動機を問わず、学生時代に打ち込んだことや、物事に挑戦する気概を聞き出す。豊田建・人材採用センター長は「会社のビジネスが変化しているので、周囲を巻き込んで物事を動かせるチャレンジ精神の持ち主が欲