一昨日、発売されたことを知ったばかりの「大山倍達の遺言」途中まで読んでます。 大山倍達の遺言 作者: 小島一志,塚本佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/04/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (14件) を見る関が原前夜や三国志を思わせるような謀略と裏切りと確執が綾なす大ロマンは一面ではじつに興味深いが、その半面で爽快感にまったく欠ける本であり(そりゃそうだ)、読んでいるうちに「どーでもいーわー」「かってにやってろやー」的感情が漂ってくるのは、これはどうしようもない。 読みながらふと思い出したのは、落語協会をめぐる分裂劇を描いた当事者の小説やノンフィクションでした。御乱心―落語協会分裂と、円生とその弟子たち 作者: 三遊亭円丈出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 1986/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商