ドイツ発の新たな報道によると、米国家安全保障局(NSA)と米中央情報局(CIA)は共同でドイツ政府関係者の通話を盗聴していたという。 ドイツのニュース誌Der Spiegelが現地時間10月27日に報じたところによると、米国はベルリンの米大使館を「諜報活動拠点」として利用しており、ここから米国の2大諜報機関であるNSAとCIAは、Angela Merkel首相の通話を含むドイツ政府庁舎一帯の携帯電話の通話を盗聴しているという。 NSAの元契約職員Edward Snowden氏がリークした文書を調査し、複数の情報機関職員に取材したDer Spiegelによると、NSAとCIAは現時点でドイツ当局者に対する諜報活動を認めていないものの、ベルリンで展開している「Special Collection Service」(SCS:特殊収集活動)で協力しているという。Der Spiegelによると、SC